サイトでの喧嘩

SNSサイトで喧嘩してしまっている姿は、傍から見ると非常に滑稽です。

怒っていても、それがヤクザのように汚い口調でも、SNSサイトでのそれにはまったく迫力がありません。

SNSサイトの画面というのは、基本的には機械の冷たい板の上にあるものです。そのため、相手の「熱」が伝わらないところがあります。

つまり、感情表現をするにも、その感情がどこか「小さく」見えるのです。

SNSサイトでは、脅し文句にもまったく迫力がありません。どうしても、何か、「本気」に見える要素に欠けるのです。

あまりにも文字の上で口汚くののしっていても、声の迫力には敵いませんし、泣いている絵文字よりも、実際に涙を流している姿のほうが、圧倒的に「威力」があります。

今後、コミュニケーションツールとしてのSNSサイトに課題があるとすれば、この「熱」をいかに伝えていくか、というところにあるのではないか、と思うのです。

その手のぬくもりまで感じられるSNSサイトが出てきたら、ますます盛り上がりを見せるのではないか、と思われるのです。

そうなってしまえば、SNSサイトの喧嘩は白熱化するかもしれませんが……、感情を正しく伝える手段というものをSNSサイトがもう少し考えてもいいのではないか、と思うのです。

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